黄泉がえり

今日 「黄泉がえり」と言う映画を見ました。
心の中に残ったものがあるので・・ここに・・・

 人は常に心の中に思い出を持って、生きているんだ
 辛い事も、悲しい事も、楽しい事も・・・なにもかも
 おいしいものを食べたいように
 心も、楽しい思いをしたいのだろう・・・
 たから、過去の楽しい思い出は 一生消えることなく 心に残っているんだろう

 でも、現実は違う
 毎日が、辛い、悔しい、怒れる、逃げ出したくなる
 現実逃避は誰の心にもあるんじゃないのかな?
 でも、時は待ってくれない
 目の前には 辛い道のりしか見えない
 その道の行く先には 果たして 桃源郷が見えるのか?
 多分、何も見えないのでしょう
 道は曲がりくねって 石ころだらけで 登り坂で 
 自分が 今 山のどのあたりかも わかっていない
 一緒に歩いてくれる 者もいない

 どうして?
 こんなに辛いのに 坂道を登っていかないといけないの?
 いっそ ここに座り込んで 深い眠りに付いたほうが・・・よっぽど楽じゃないの?
 どうして?
 なぜ?

 私には、少なからず 楽しい過去の思い出がある
 辛いときは 楽しかった思い出を 懐かしんでしまう
  当時の 詩を読んだり
  当時の 唄を聞いたり
  当時の自分を思い出してしまう

 
 宇宙誕生 100億年前
 地球誕生 46億年前
 生物誕生 40億年前
 人類誕生 6500万年前
 自分誕生 42年前

 歴史の中で 点にもならない 足跡を残すべく
 自分は生きている

 DNAに生物の進化が刻まれていると言われるが ホントだろうか?
 このまま 進化し続けるのか?
 それとも リセットされるのか?

 教えて?
 我々の生きる理由を
 我々の歩む 道を


 「黄泉がえり」を見て 心が欲しているものがわかったような気がする
 でも、それだけじゃ生きていけないことも わかった

 寒さに耐えてこそ  暖炉の火が恋しい
 闇に耐えてこそ   日の出がまぶしい
 息を止めてこそ   空気がおいしい
 痛みを知ってこそ  人にやさしい

 動物は、ナマケモノのような生き方は出来ないんだ
 ナマケモノは 我々に対する見せしめ なのかもしれない


人生は重き荷を背負ふて遠き道を行くが如し・・・・(徳川家康)

生きることは・・苦しむことなんだ 


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